日本人 (ちくま学芸文庫 ヤー2-2) [ 柳田 國男 ]
| 日本人 (ちくま学芸文庫 ヤー2-2) [ 柳田 國男 ]
価格:1,430 円
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ちくま学芸文庫 ヤー2ー2 柳田 國男 筑摩書房ニホンジン ヤナギタ クニオ
発行年月:2024年07月12日
予約締切日:2024年07月11日
ページ数:336p
サイズ:文庫
ISBN:9784480512512 柳田國男(ヤナギタクニオ) 1875ー1962。
兵庫県に生まれる。
幼少年期より文学的才能に恵まれ、短歌、抒情詩を発表。
東京帝国大学を卒業後、農商務省、貴族院勤務を経て、朝日新聞社に入社。
勤務の傍ら全国各地を旅行し、民俗学への関心を深める。
1909年、日本初の民俗誌『後狩詞記』を発表、以後『遠野物語』から晩年の『海上の道』に至るまで多大な業績を遺す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 日本人とは/2 伝承の見方・考え方/3 家の観念/4 郷土を愛する心/5 日本人の生活の秩序/6 日本人の共同意識/7 日本人の表現力/8 日本人の権威観/9 文化の受けとり方/10 不安と希望/「日本人」座談会日本各地の伝統行事や習俗、伝承を集めるのが目的と思われがちな民俗学。
しかし民俗学の父・柳田國男が目指したのは、民俗調査によって日本人の国民性を形成したものを明らかにし、現在起きている問題を解決する一助とすることだった。
官僚として人生のキャリアをスタートさせた柳田は「なぜ選挙のたびに不正が行われるのか」という問題意識を常に持っていた。
柳田は現前の疑問に答えるべく自らの学を展開していく中で、その原因となるオヤカタ・コカタなどの民間習俗に辿り着く。
柳田が「世相解説の学」「経世済民の学」と定義した民俗学の立ち位地を鮮明に示す日本人論の白眉。
本 人文・思想・社会 歴史日本史 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 文庫 人文・思想・社会
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2025年7月20日